「はかりいらずのふんわりパンケーキ-ランチ&デザートに、毎日おいしい44レシピ-」著:若山曜子
パンケーキが流行っています。流行っていると、それを目にする機会が増えるので、嫌いな物でなければ「食べたいな」と思いますし、機会があればぜひ、とも思うんですけれど、さすがに、土日に有名店に出かけていって並んで食べる、程の情熱は、ない。ないけど、食べたい。
そこで1年ほど前から、休日の食事にはパンケーキを採用しています。切っ掛けは「グレーテルのかまど」で、池波正太郎のホットケーキ、の回を見たから。クラシックなホットケーキが、とても美味しそうで。実際に食べ応えのある美味しいホットケーキが出来ました。甘い炭水化物×しょっぱいものの組み合わせがOK(マックグリドルは有りか無しか?で言ったら断然有派)なら、ベーコンエッグやソーセージなどを組み合わせてもいい。お店でパンケーキを食べるとなると「食事系にするか甘み系にするか」で悩みそうなものですが、家なら、どちらも、食べられる。(食べ過ぎ……)と言う訳で、パンケーキの登場頻度も増えていきました。そうなると、欲しくなるのが生地自体のバリエーションです。
はかりいらずのふんわりパンケーキ ―ランチ&デザートに、毎日おいしい44レシピ
- 作者: 若山曜子
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2011/09/02
- メディア: 大型本
- 購入: 2人 クリック: 155回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
若山曜子さんの著書は
「パウンド型ひとつで作るたくさんのケーク -しっとりパウンドケーキ、ふわふわウィークエンド、ごちそうケーク・サレ…et plus!-」
を持っており、それがとてもよかったので、
「はかりいらずのふんわりパンケーキ ―ランチ&デザートに、毎日おいしい44レシピ」
も発売後、評判のいい事が解るとすぐに購入しました。
「パウンド型ひとつで…」もそうなのですが、材料の分量換算、計り方など細かく指示があり、レシピも簡潔で解り易いです。
パンケーキの種類も豊富で、「作ってみたい」「食べてみたい」と思えるレシピがいくつもありました。個人的には
☆★とうふのパンケーキ
☆★ポテトパンケーキ
☆★粒マスタードとハーブのパンケーキ
☆★レモンチーズスフレパンケーキ
★トマトとモッツァレラのパンケーキ
★オーバーナイトパンケーキ
★ガレット
★米粉のパンケーキ
★全粒粉のパンケーキ
☆★ハッシュブラウン
☆★ハムのムース
☆★ホイップバター
あたりは、ぜひとも「食べてみたい(☆)」「作ってみたい(★)」レシピ。
特にハムのムース、ポテトパンケーキは凄く気になっています。
オーバーナイトパンケーキは、気軽に作れるようなら重宝しそう。バターや付け合わせのソースのレシピも結構豊富で、それぞれに、日持ちの目安が入っていて、地味に便利。バターなんかだと、レシピの分量通りに作ると、ほぼ食べきれないですからね。
その他、綺麗な焼き色の出し方や、高さを出す方法など、粉と水分の配合・割合による違い、油の使い方も含めて、「これどうするんだろう?」「知っておくと便利」と言った部分ををきちんと押さえています。
基本のパンケーキを作った感想は、甘みは抑えめ、全体的にあっさりしています。
あっさりしている分、食事にも甘いソースにも合わせやすそうなパンケーキ。生地の感じは、粉にもよると思いますが、クーヘン+ソフィーチェで、水分量をレシピの最大でつくると、 結構もっちりした食感となりました。薄目に小さく焼いてもいいかも。
冷めると、粉の味、甘みがしっかりと感じられるようになり、これはこれで美味しい。これは他のレシピも、期待できそうです。
さらに、大抵のレシピはは、秤もふるいも使わないで作れるので、普段お菓子を作らない人でも簡単に作り始める事が出来るのではないでしょうか。
私は、以前「粉を事前にふるいにかけないレシピ」で、 ダマを作った事があるんですが今回はそう言う事もありませんでした。水分を最初に全部合わせて作ると、簡単に混ざるんですね。
ただ、唯一、困っているのは、このレシピの売りである「ミックス粉」の扱い方。いくつかのレシピは、予め500gの薄力粉使って「ミックス粉」を作っておいて、そのミックス粉を元にレシピが作成してあるんですが、とりあえず何か作ってみたい、と思った時に、一気に500g単位のミックス粉を作らないと行けない、と言うのが、うちではちょっとハードルが高かったです。
実際、合わせておいたミックス粉は、一体どれくらいもつんだろう?と言う事も気になりますし(粉って結構劣化早いか ら)……。
ですから、それぞれのレシピのページに、とりあえず一回作ってみる為の、例えば「ミックス粉カップ1」の粉の割合があると使い易そうに思いました。
そうなると、粉の配合は「カップ」や「大さじ・小さじ」では難しくなって、グラム表記に、なっちゃうのかもしれないけれど。
(ついでにいうと、計量に秤を使わない方が手軽って本当かな、と個人的には思います。秤使って、グラムを計った方が楽じゃない?もちろん、秤がなくても作れるっていうのは便利だけど!)
もちろん、計算すれば配合の割合は出てきますし、そして実際に計算してみたんですけど、これが結構面倒くさくて。薄力粉が1カップ=130gで、ミックス粉に使う粉は500グラムだから、そこに入れる他の物をグラムに換算して、出来上がったら何グラムで、全体量でミックス粉の使用量を割って、みたいなことを……したんだけど、これで、合ってる?
とはいえ、先に上げた作ってみたいレシピは、ほとんどミックス粉を使わないので、そう言うレシピも、たくさ んあります。
(じゃあなんで計算したかって言うと、一回だけ基本のパンケーキを作ってみたくてさ。どんなレシピ集か知りたかったし、美味しかったら定番化しようと……)
*ミックス粉のレシピ、初版はお砂糖の分量に訂正があるようです。
はかりいらずのふんわりパンケーキ ―ランチ&デザートに、毎日おいしい44レシピ
- 作者: 若山曜子
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2011/09/02
- メディア: 大型本
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パウンドケーキも、美味しかったです。
パウンド型ひとつで作るたくさんのケーク -しっとりパウンドケーキ、ふわふわウィークエンド、ごちそうケーク・サレ…et plus!-
- 作者: 若山曜子
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2009/12
- メディア: 単行本
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☆ テフロンがいい、と言われるんですが、うちはフライパンを鉄に買えてしまったので……焼き色がムラになりがちで見た目は難しいですが、むらを作らない方 法も書いてあったし、練習しようと思います。焼いた感じは、私は鉄のフライパンの方が好きです。外側はかりっと焼けるし、焼けるのも早い。
- 出版社/メーカー: 岩鋳
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☆ これは、セルクルで高さを出しています。上記の蓋付きのフライパンは、保温効果が高く、オーブンみたいな状態になるってことですよね。ふっくら焼き上がり ます。これは、直径9mm×高さ3cmのセルクル。もう少し大きなセルクルが欲しくて直径12cm×高さ4.5cmのセルクルも購入したんですが、私は、 9×3くらいの方が使い易かったです。直径はともかく、高さは、4.5cmまで行くと、食べづらく、またひっくり返すのもあまり巧く行かなくて。
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